Spotifyが開発中のデラックス版とは？AI機能、ロスレス音質実現か

Spotifyのデラックス版って何？

2024年7月にSpotify CEOが語った「デラックス版」について、見通しをみていきたいと思います♫

SpotifyのCEO発言、デラックス版
1. デラックス版とは？
Spotifyの音質
Spotifyの最近の動向
音楽サブスク音質おすすめ

SpotifyのCEO発言、デラックス版

2024年7月の決算発表で、ダニエル・エクCEOが以下の通りコメント。

・プレミアムプランより優れたプランを開発中

・遥かに多くのコントロール、高い品質、その他機能を提供予定

・プレミアムより5ドル程度高い価格設定を予定

・時期は未定

いわゆる「デラックス版」を開発中との事。

デラックス版とは？

ほぼ情報は無いですが、

・高音質（ロスレス、ハイレゾ）の実現

・AIによるプレイリストやコントロール

・オーディオブック利用の拡大

が考えられます。

ただ、ポイントは

・実現時期は未定（初期段階）

・プレミアムより5ドル程度高い

ので、まだ「状況注視」の段階かと思います。

Spotifyの音質

音楽サブスクの音質をざっくり分けると、

①CDより音質が悪い(MP3、AAC等)

②ロスレス＝CD音質同等

③ハイレゾ＝CD音質超え

大半の音楽サブスクは①に該当。

Spotifyも①の音質。※2024/8地点

過去Spotifyより②③の音質を実現するべく

・2021年「Spotify HiFi」を発表

・2023年「Supremium」プランの見通し

が出ましたが、現時点いずれも実現されておらず。　※2024/8地点

なお、②③を実現しているのは、

・「AmazonMusicUnlimited」

・AppleMusic

また「立体的・臨場感溢れる」、空間オーディオ対応も

「AmazonMusicUnlimited」と「AppleMusic」

と、音質面では出遅れ状態。。

「AmazonMusicUnlimited」と「AppleMusic」は、これら高音質を標準プランで実現しています。

・「空間オーディオ対応」のAmazon Echo最新スピーカー「Echo Studio」↓　

リンク

・空間オーディオとは？

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Spotifyの最近の動向

ここ３年間くらいの主な動き↓

・2021年2月　ロスレスオーディオに対応した「Spotify HiFi」提供計画を発表

・2022年6月　オーディオブック参入を発表

・2023年6月　ロスレスオーディオが「Supremium」プランとして提供される見通しが報道(※1)

・2023年10月プレミアムプランにオーディオブック(15時間/月)の提供開始(※2)

・2024年7月　デラックスプラン（高音質、高機能）を開発中である事を発表

※1　ブルームバーグ社が報道↓

Spotify Plans New Premium Tier, Expected to Include HiFi Audio.The “Supremium” plan will be introduced later this year.Existing users will receive expanded audiobook access
Bloomberg記事より引用

※２　公式紹介動画。既に英国やアメリカ、オーストラリア。2024年からはカナダ、アイルランド、ニュージーランドへも範囲拡大中。

この３年間の動きを見て分かるのは、

・音質面では何も改善されていない

・オーディオブック参入、展開中

が主な動き。

Spotifyはユーザビリティ、ユーザエクスペリエンスは、とっても良いサービス。

ただ、音質面については、2021年に発表しておきながら3年以上何も改善なし。

今後価格を上げて実現したとしても、

「AmazonMusicUnlimited」と「AppleMusic」が「高音質を標準プランで実現」している事を考えると、

相当な付加価値を付けないとユーザーからの支持は得られないと懸念します。

音楽サブスク音質おすすめ

サブスクの最大の特徴、良い点は

いつでも開始、止める事が出来る点

Spotifyのデラックスプランは時期未定、月額料金も高くなる見通し。

開始されてからもSNSやブログ等を見てからじっくり考えて始めれば良いかと思います。

とした時に、現時点において

・高音質、最安値の音楽サブスク

・充分なコンテンツがあるオーディオブック

を両方実現しているのは、Amazon。

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いかがでしたでしょうか。

Spotifyの動向は引き続き追っていき、また別記事で紹介していきたいと思います！

ではまた。