人気のシティポップ・ミュージック。
2020年代に入ってからも、過去の名曲の再評価と共に、カバー作品が多数リリースされています。
最新のシティポップカバー・アーティストを紹介します。
Night Tempo
Night Tempoは韓国のプロデューサー兼DJで、シティポップブーム立役者の一人。
日本の80年代音楽を紹介・再構築。リエディットという形での「昭和グルーヴ」コンピや自身の作品を多数リリースされています。
日本のメディアにも度々登場し(日本語もお上手です!)、踊れるサウンドに再構築している所が特徴かなと思います。
今回紹介するのは、泰葉の「フライディ・チャイナタウン」のリエディット↓
Flyday Chinatown (Night Tempo Edit)
Rainych
インドネシア出身、スマトラ島在住のシンガー。レイニッチ。
2016年頃よりYouTubeでJPOPカバーを中心に動画を上げています。
日本語でカバーしていますが、ナイスな発音と「可愛らしい歌声」が魅力!
2020年にアップした「松原みき」さんの「真夜中のドア」の動画がブレイク。
後にこの曲が世界のバイラルチャートにランクインし、大きなブーム・注目を浴びる きっかけになったともいわれていますね♬
真夜中のドア/STAY WITH ME
Tokimeki Records
80年代を中心に名曲をカバーするプロジェクト「Tokimeki Records」(トキメキレコーズ)。
ボーカルは、Mimeのボーカル「ひかり」や「Hannah Warm」、他アジアのアーティストを起用。
竹内まりや「Plastic Love」、亜蘭知子の「I’m in Love」等の名曲をカバー。
「Spotify」が選出した「今年飛躍が期待される新進気鋭・国内アーティスト10組」=「Early Noise 2021」に選ばれています!
「今」の都会の夜が表現された、ソウルフル・R&Bテイストのサウンドに仕上げられているのが特徴。
竹内まりやの OH NO,OH YES!↓
OH NO, OH YES!
田中裕梨
ジャズバンド「BLU-SWING」のボーカル。
2016年にニューミュージック・シティポップをカバーしたアルバム「CITY LIGHTS」(シティー・ライツ)をリリース。(真夜中のドアもカバー)
2019年には「CITY LIGHTS 2ND SEASON」をリリースし、竹内まりや「Plastic Love」や国分友里恵「スノッブな夜へ」等の名曲をカバーしています♬
City LIGHTS 2nd SEASON (Digest)
土岐麻子
元々 バンドCymbalsのボーカルでデビューしましたが、その後ソロ活動されています。
2010年代から「CASSETTEFUL DAYS ~Japanese Pops Covers~」などJPOPカバー作品も多くリリース。
2021年のカバーアルバム「HOME TOWN 〜Cover Songs〜」では、くるり・スピッツなどのJPOPカバーに加え、荒井由美「CHINESE SOUP」、EPO「VITAMIN E・P・O」等のシティポップカバーも行っています。
リラックスした心温まる歌声が魅力です♬
VITAMIN E・P・O
TAHITI80
TAHITI80 (タヒチ80)は、フランスの人気ポップ・ロックバンド。
フジロックやサマーソニックにも出演した事があるバンドで、私も普通にCDとか持ってます♬
そんなタヒチ80が、2019年にシュガーベイブの名曲「DOWN TOWN」をカバー。
しかも日本語でのカバー!
来日した際にバーでこの曲を聴き、お気に入りになったのが経緯みたいです。
DOWN TOWN
Juice=Juice
ハロプロのアイドル「ジュースジュース」。
バリバリのアイドルが2021年カバーしたのが、先ほどTAHITI80でも紹介した「DOWNTOWN」
1975年にリリースされた曲ですが、その後1980年にEPOがカバー。
以後2020年代になってもカバーされているのは、まさにシティポップ名曲といえるかと思います。
アイドルグループによるカバーなので、ソロカバーとは別の魅力が楽しめるかなと♬
DOWN TOWN
Friday Night Plans
2018年から活動開始。ボーカルのMasumiを中心とした音楽プロジェクト。
洋楽の音楽テイストを持ったセンスある歌声が特徴的です!
2018年に竹内まりや「Plastic Love」をカバーし、動画サイトでも注目されました♬
2019年にリリースしたHONDA・VEZELのCMソング「HONDA」も、魅力的な曲です♬
以下、竹内まりや「Plastic Love」↓
Plastic Love (スタジオライブ)
CHAI
4人組ガールズバンドのCHAI。
今年のフジロックにも出演、8/27には新曲「miniskirt」をリリースするなど 注目されているアーティスト♬
そんな彼女達も、2020年に竹内まりや「Plastic Love」をカバーしています。
先ほど紹介した、「Tokimeki Records」、「田中裕梨」・・・多数のアーティストがこの曲をカバーしていますね♬
近年のシティポップ人気は「Plastic Love」から始まったといえるくらいの名作です!
Plastic Love
松本隆トリビュート
最後にトリビュート作品の紹介♬
松田聖子さん、大滝詠一さんなど多数のアーティストの作詞を手掛けられている松本隆さん。
50周年のトリビュート作品「風街に連れてって!」が2021年7月にリリースされました。
現代の人気アーティストが、松本隆さん作詞の過去の名曲をカバーしています♬
非常に素晴らしいカバーばかりで、Twitterやインスタでも話題になっていますね!
今回紹介するのは、シティポップの名曲 大滝詠一「君は天然色」のカバー。
楽曲「魔法の絨毯」でSNSから話題・人気となった 川崎鷹也がカバーしています♬
君は天然色
最後に
今回紹介した作品、アーティストはごく一部。
まだまだ多数のアーティストがシティポップのカバーを行っています♬
ぜひチェックしてみてください。
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